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遺伝子治療の費用

がんの遺伝子治療は自由診療で、実費となります。遺伝子治療の費用の目安についてまとめました。

遺伝子治療の平均的な費用

遺伝子治療は保険適用外の自由診療であるため、現時点で公的な医療保険は使えません。つまり、全額が自己負担となります。遺伝子治療は1回だけ行なうものではなく、1クール(6回程度)の治療を1~2ヶ月かけて行なうのが一般的です。

費用については治療を実施しているクリニックごとに異なりますが、遺伝子治療1回の目安は30万円ほどとなります。3回で90万円前後、1クール(6回)になると150~180万円ほどかかります。

遺伝子治療の自由診療とは?

自由診療とは、健康保険・国民健康保険・後期高齢者医療制度などが適用されない治療や薬剤のこと。これらの治療にかかる費用は、すべて患者様の自己負担となります。

遺伝子治療も、現在はこの自由診療に該当。自由診療は高額となるケースがほとんどですが、保険適用の治療に比べて選択肢が多いのが特徴。自分に合った治療法を、自分の意志で制限なく受けられるのが利点と言えます。

がん治療の平均的な費用

がん治療は基本的に標準治療が適用されます。標準治療は、手術療法・薬物療法(化学療法)・放射線療法の3つ。がんの種類や部位、進行度(ステージ)に合わせてこれらの治療法を組み合わせ、治療を進めていくのが一般的です。

費用についてはがんの種類・ステージによっても異なりますが、がん治療における自己負担額の平均は平均86万円/年と言われています。ただし、高額療養費制度なども適用となるため、実質的な負担額は約24万円とされています。

参照元:日本の研究.com「がんの医療経済的な解析を踏まえた患者負担の在り方に関する研究」
https://research-er.jp/projects/view/153709

保険が適用されるのは標準治療のみ

標準治療とは、多くの治療法の中からその効果や副作用などを調べたうえで、現時点でその疾患に最も適しているとされている治療です。がんの治療で公的保険の適応になるのは標準治療のみになります。

がんの診断後の治療は、外科手術、放射線治療、薬物療法などの標準治療の中から単独または複数を組み合わせる形で選択されます。まずはこの基本的な治療の特徴について見ていきましょう。

手術療法とは

手術療法とは、がん細胞の塊を切除する治療法です。がんの性質や進行の程度によっては、その周囲の組織やリンパ節なども切除します。患者の負担の大きい胸や腹などを大きく開く方法から、内視鏡を使用してできるだけ負担を小さく病巣部を切除する方法を選択することが増えています。

血液のがんを除いて、手術療法は第一選択肢とすることが多く、他の治療法と組み合わせて行うこともあります。

薬物療法とは

薬物療法とは、薬を使用して体に潜んでいるがん細胞を死滅させたり増殖を抑えたりする治療法です。薬物療法には化学療法や内分泌療法(ホルモン療法)、分子標的療法などの種類があります。飲み薬や点滴で行い、入院治療だけではなく外来に通院しながら治療を受けられる場合もあります。また、他の治療法と合わせて治療を組み立てることもあります。

放射線治療とは

射線治療とは、体内のがん細胞をピンポイントで狙って放射線を照射し、がん細胞を死滅させる治療法です。手術や薬物療法との組み合わせで行うこともあります。

患者の体の負担は少なく、機能や形状を温存したまま治療することができます。手術で切除の難しい場合も行うことができる治療で、がんによる苦痛の緩和を目的に行うこともあります。

参考元:国立がん研究センターがん情報サービス「知っておきたいがんの基礎知識」
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/knowledge/basic.html

がん遺伝子パネル検査の費用

がん遺伝子パネル検査とは、患者様から採取したがん組織などから遺伝子情報を調べ、がんの診断・治療に役立てるものです。がん遺伝子パネル検査で調べる遺伝子数は100種類以上となっており、どの遺伝子に異常があるのかを解析することができます。主ながん遺伝子パネル検査の種類は以下のとおりです。

OncoGuide NCCオンコパネル

がん組織と血液の両方を用いて、がん関連の114遺伝子を調査。

FoundationOne CDxがんゲノムプロファイル

がん関連の324遺伝子を調査。

これら2つのがん遺伝子パネル検査は医療保険が適用となるため、3割負担であれば費用は168,000円ほど。高額療養費制度も利用できます。ただし、がん関連の223遺伝子を調べるOncoPrime(オンコプライム)は保険適用外となり、検査費用が100万円前後かかります。

当サイトに掲載しているクリニックの遺伝子治療の費用

りんくうメディカルクリニック

リバーシティクリニック東京

高額療養費制度は利用できる?

高額療養費制度は、年齢や収入に応じて決まっている1カ月の医療費の自己負担限度額を超えた場合、その超えた金額が払い戻される制度です。誰もが利用できる医療費を安く抑える方法ですが、これはあくまでも公的な医療保険の保障であり、自由診療であるがんの遺伝子治療は残念ながら対象にはなりません。

一部の白血病などに効果がある遺伝子治療薬が2019年に公的医療保険の対象となりましたが、当サイトで紹介しているがんの遺伝子治療は現時点では自由診療のままです。

民間のがん保険について

個人で加入する民間のがん保険などの中には、がんと診断されたときにまとまった給付金が降りたり、入院・通院日数に応じて給付金が降りたりする商品があります。こちらは治療内容にかかわらず給付の対象になる場合が多いので、保険会社に確認したほうがよいでしょう。

がん保険には先進医療特約という商品もあり、厚生労働省が指定する医療機関で「先進医療技術の第2項と第3項に定められた治療」を受けた場合に給付される保険です。現在のところがんの遺伝子治療は先進医療の対象外ですが、毎年のように新たな治療法が先進医療として追加されています。詳細については厚生労働省のウェブサイトをご覧ください。

遺伝子治療の費用が高い理由は?

りんくうメディカルクリニックの小村泰雄院長の見解をまとめています。

小村先生

小村泰雄院長

引用元:りんくうメディカルクリニック公式HP(https://rinku-medical-clinic.com/about/)

一人ひとりのオーダーメイドのため高額に

外科手術や抗がん剤、放射線治療の3大治療は保険適用となりますが、遺伝子治療は自由診療のため、全額自己負担となります。
遺伝子治療に使われる製剤は製造コストがかかり、一人ひとりに合わせた製剤をオーダーメイドで作るため、高くなっています。

公式HPで治療の詳細を見る

クリニックの紹介

りんくうメディカルクリニックは、がんの早期発見・予防・再発防止・治療に取り組む統合医療を提供しています。

遺伝子治療の種類
  • 遺伝子治療
  • 光がん免疫療法
  • NK細胞療法
  • 遺伝子予防(点滴)
  • がん遺伝子検査
遺伝子治療の種類
  • TEL:0724-24-0024
  • 所在地:大阪府泉佐野市りんくう往来南3-41 メディカルりんくうポート2F
  • アクセス:南海空港線・JR関西空港線「りんくうタウン駅」より徒歩約5分

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遺伝子治療研究会に所属する他のクリニック

リバーシティクリニック東京

南川先生

南川里抄院長

引用元:リバーシティクリニック東京公式HP(https://rivercity-clinic.jp/dr/)

リバーシティクリニック東京について

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リバーシティクリニック東京は予防医療にも力を入れており、予防医療の観点からがん治療・点滴療法・各種検査を取り扱う統合医療センターを設置しています。

TEL:
0120-474-770、03-6219-5100(フリーダイヤルが使えない場合)
所在地:
東京都中央区佃1-11-8 リバーシティ21 ピアウエストスクエア2F
アクセス:
東京メトロ有楽町線・大江戸線「月島駅」より徒歩7分