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抗がん剤投与期間中に経験するつらさの調査結果から、「疲れる・だるい」と感じた人は全体の44%と約5割にのぼったのです。加えて、「髪の毛が抜ける」のがつらいと感じた人は全体の38%を占めました。
その他にも、「不安がある」、「皮膚や爪に異常が出る」ことに対してつらいと感じる人がいることがわかりました。
そのようなつらさがあるにも関わらず、我慢しながら治療を続けられた理由には以下のようなものが挙げられました。「元々副作用があることは事前に知っていたので、そのつらさを伝えても副作用は治らないと感じたから。」や「つらさを伝えたところで、とくになにか改善するようなことをしてくれるわけでもないので。」などの諦めから我慢をしていた方が非常に多いのです。
参照元:「患者のつらさ実態調査」結果資料(http://www.shionogi.co.jp/static/tsurasa1503.pdf)
抗がん剤は副作用があることは知っているけど、実際にどのような副作用があるのか知らないという方のために、抗がん剤治療中の副作用がどのようなものでなぜ起こるのかをまとめています。
副作用には、「吐き気や嘔吐」、「脱毛」、「疲労感や貧血」、「感染」、「血液凝固不良」、「口、歯茎や喉の違和感や異常」、「下痢症」、「便秘」、「手足の痺れ」、「皮膚や爪への悪影響」、「腎臓および膀胱への影響」「風邪のような症状」、「むくみ」、「性生活への影響」など、さまざまな症状が見られます。
腫瘍細胞は癌化してしまうと、急速に分裂し成長します。手術の時には見つからなかった小さな腫瘍細胞が転移することを微小転移と言いますが、その微小転移が起こると、腫瘍細胞はあっという間に成長します。そのような腫瘍細胞の成長を止めるために抗がん剤が使用されています。
体の中には癌化した腫瘍細胞の他に、急速に細胞分裂を繰り返す正常な細胞もあります。例として、骨髄で造られる血液細胞、消化器の細胞、生殖器の細胞、毛根細胞が挙げられます。このような、正常な細胞にも癌化した腫瘍細胞と同様に抗がん剤が反応することで、副作用を引き起こしてしまうのです。
がんを罹患した部位とステージによっては、抗がん剤を使用しても効果が見込めない可能性があります。たとえば肺がんの場合は、ステージI〜III期の治療は外科手術がメインの治療法となり、その後再発を防ぐために放射線治療や抗がん剤治療が選択されます。手術を受けることによって呼吸機能不全を起こす可能性が高いと見込まれた患者には、最初の段階で放射線治療や抗がん剤治療を受けることになります。
ステージI〜III期の場合だと、普段どおりに歩いて病院に通いながら抗がん剤治療を受けます。しかし、ステージIV期には、歩いて病院に通うことができなくなるなどの体に負担がかかってしまう場合があります。
その人に効きやすいと考えられる抗がん剤から投与していくので、次第に抗がん剤の効果が薄れる可能性があります。抗がん剤の投与を中止し、緩和ケアに移行することを検討するタイミングと考えられています。
吐き気だけは嫌です。吐いても、いくらかでも時間をかけていたらある程度治まったんでしょうけども、またやって、またこうなったらという恐怖が私はすごく大きかったです。
1週間で治まらないで、歩くことも立つこともできない、寝てても苦しい状況で、それを2週間して、少しは回復するかもしれないけども、2回目の抗がん剤を投与されて、また、そういう状況を繰り返したら、これはもう弱っていくだけだなと思ったんです。
本当にいい細胞も殺しちゃうというのはこういう状況になって弱っていっちゃうんでしょうと、自分自身で思ったんです。だから、すごくつらい、これも一つの経験で、やってみたから言えることですけど、あと、これでがんという病気が進行しないことに、ならないことを祈るしかないです。(笑)自分で断ったんですから。(40代前半の女性、乳がんと子宮がんを発病)
引用元:青森県がん情報サービス(https://gan-info.pref.aomori.jp/public/index.php/s20/s20-2/s20-2-2/s20-2-2-40/1754-s20-2-2-40-030.html)
りんくうメディカルクリニックの小村泰雄院長の見解をまとめています。
小村泰雄院長
引用元:りんくうメディカルクリニック公式HP(https://rinku-medical-clinic.com/about/)
遺伝子治療との組み合わせが有効な一手
抗がん剤は副作用が強いというのもありますが、もうひとつ軽視できないのが「薬剤耐性」という問題です。がん幹細胞やストレス耐性のある細胞は、生き残って増殖してしまうのです。
そういったケースに対処するひとつの手として、遺伝子治療があります。正常な抗がん遺伝子を注入して無限増殖を停止させる手法で、抗がん剤治療と組み合わせることで、薬剤耐性をもつがん細胞にも有効というデータがあります。
りんくうメディカルクリニックは、がんの早期発見・予防・再発防止・治療に取り組む統合医療を提供しています。
リバーシティクリニック東京
南川里抄院長
引用元:リバーシティクリニック東京公式HP(https://rivercity-clinic.jp/dr/)
リバーシティクリニック東京について
リバーシティクリニック東京は予防医療にも力を入れており、予防医療の観点からがん治療・点滴療法・各種検査を取り扱う統合医療センターを設置しています。