遺伝子治療のすべて » 遺伝子治療は受けられる?がんの部位 » 頭頸部がん

頭頸部がん

頭頸部がんは遺伝子治療の対象となるのか、分かりやすく解説しています。

頭頸部がん患者は遺伝子治療を受けられるのか?

遺伝子治療はがん治療においてもっとも活用されており、その幅広い適応範囲から頭頸部がんに対しても効果が期待できます。 正常な細胞が本来持っているがん抑制遺伝子を投与し、がん細胞を攻撃するのががん遺伝子治療の仕組みです。がん抑制遺伝子はがん細胞の異常な増殖をストップさせ、アポトーシス(細胞の自然死)を引き起こします。正常な細胞には影響しないので、大きな副作用がなく、身体に負担を与えることがありません。したがって、どのような進行状態の頭頸部がんであっても基本的に遺伝子治療を受けることは可能です。

遺伝子治療が受けられる病院はどこ?

当サイトの監修をしている「遺伝子治療研究会」は、国内100カ所以上のクリニックと連携している研究会。 このサイトではがんに対する遺伝子治療を受けられるクリニック2院を紹介しているので、治療を検討している方はぜひ参考にしてください。

遺伝子治療を提供しているクリニックはこちら

そもそも頭頸部がんとは

頭頸部がんは口腔内やのど、鼻など、食道より上で顔面までに発生する悪性腫瘍の総称。非常に多くの種類があり、そんなところにがんができるとは思わないような、一般的に知られていないがんがあるのも頭頸部がんの特徴です。種類によって治療法も予後も大きく変わります。 頭頸部は顔の形態や表情といった整容的な機能から、呼吸や飲食、発声、そして味覚・嗅覚・聴覚といった重要な機能が集中している器官。したがって、頭頸部がんにかかると、人間としての生活に大きく関わる症状が出てくることになります。 頭頸部がんに多いのは咽頭がんや喉頭がん、そして口腔がん(舌がん)や甲状腺がんなどです。消化管や呼吸器のがんに比べれば少ないかもしれませんが、近年では咽頭がん、口腔がんの患者数が急増しているといわれています。

頭頸部がんの種類

上咽頭がん

鼻の奥から食道までをつなぐ約13cmの管を「咽頭(いんとう)」と呼びます。咽頭は上咽頭・中咽頭・下咽頭と3つ分類され、鼻の突き当りに近い部分にできる悪性腫瘍が「上咽頭がん」です。

中国南部や東南アジアでの発生が多く、EBウイルスとの関連も指摘されていますが、はっきりとした原因はわかっていません。他の咽頭がんと比較して転移しやすく、自覚症状がないままリンパ節へ転移して、はじめて見つかることも少なくありません。

上咽頭がんは外科的治療が困難な部位なので、放射線治療と抗がん剤治療が主な治療法となります。

中咽頭がん

咽頭の中間部分にできる悪性腫瘍が中咽頭がんです。頭頸部がんの約10%を占めており、男性の発生率は女性の約4倍と言われています。ヒトパピローマウイルスの関連や、喫煙と度数の高いアルコール飲酒などが発生に深く関わっていると考えられています。

中咽頭がんの治療は、がんの位置や進行状態によって異なります。外科手術が行われるケースもあれば、放射線治療と抗がん剤治療を同時に併用する治療が行われる場合もあります。

下咽頭がん

咽頭の下部にあたる部分(一番食道に近い部分)にできる悪性腫瘍を下咽頭がんと言います。中咽頭がんと同様に、男性の発生率が圧倒的に高く、飲酒量と深い関わりがあると考えられています。咽頭周辺のリンパ節に転移しやすいのが特徴です。

下咽頭がんの治療は、早期の段階であれば、放射線による治療や咽頭を温存する手術が行われます。それ以上進行している場合は、再建を含めた下咽頭・咽頭頸部食道摘出手術と化学放射線療法を併用する方法などが取られます。

喉頭がん

喉頭とは舌骨下から気管までの「のどぼとけ」周辺にある器官で、食べ物を誤飲しないような安全装置の役割をしています。その喉頭にできる腫瘍を喉頭がんと呼び、がんができる箇所によって、「声門がん・声門上部がん・声門下部がん」の3つに分けられます。

女性より男性の罹患数が約10倍と圧倒的に多く、頭頚部にできるがんの中でも最も患者数が多いとされています。治療は放射線療法が多く、抗がん剤を併用した方法も選択されるようです。

上顎洞がん

上顎洞(じょうがくどう)とは、鼻腔に通じる顔面骨の空洞(副鼻腔)のひとつで、ここに発生した悪性腫瘍が上顎洞がんです。慢性的な蓄膿症や空気中の有毒物質(ホルムアルデヒドなど)が誘因要素と言われ、早期は鼻かぜのような症状で自覚症状が出にくく、早期発見が難しいとされています。

進行状態や部位によって異なりますが、治療は放射能治療、動注化学療法、手術(再建手術も含む)の併用療法が選択されることが多いようです。

舌がん

舌がんは、舌にできる悪性腫瘍のことです。口腔内に発生するがんの中では最も多く、女性より男性に多い傾向があります。はっきりとした原因は明らかになっていませんが、喫煙や過度の飲酒が関わっていると言われています。

頭頸部がんは中高年以降に発症することが多いのですが、舌がんは比較的若い年齢層にも見られるのが特徴です。組織的放射療法ができる施設は限られているため、外科手術で腫瘍とその周辺を摘出する方法が取られます。機能性が損なわれる場合は、再建手術を同時に実施します。

唾液腺がん

唾液を作り出す唾液腺は、「耳下腺・顎下腺・舌下腺」という大唾液腺と、その他多数ある小唾液腺があります。これらの部位にできる悪性腫瘍が唾液腺がんです。

唾液腺がんは比較的稀な悪性腫瘍ですが、進行度や転移度、悪性度などの差が激しく、診断も難しいとされています。放射線や化学療法でできることは限られているため、外科手術による治療が一般的です。

甲状腺がん

甲状腺はのどぼとけ下にあり、気管を囲むように存在しています。甲状腺はヨードを取り込み、甲状腺ホルモンを生成し、蓄えて分泌する役目を担っています。この甲状腺にできる悪性腫瘍が甲状腺がんです。

その悪性腫瘍には、乳頭がん、濾胞(ろほう)がん、悪性リンパ腫などに分類され、転移度や進行度なども異なります。治療は手術で切除する方法のほか、放射線ヨード療法や甲状腺ホルモン療法など、組織型分類によって異なります。

※参照元:日本頭頸部癌学会「臓器別の診断治療の概要」

頭頸部がんの原因

頭頸部がんは中高年男性に多く、喫煙や過度の飲酒のリスクが指摘されています。また、ヒトパピローマウイルスやEBウイルスの感染も頭頸部がんの発症に関わっているという意見も。 ただし、頭頸部がんの種類によっては若年者や女性の発症が多くみられます。たとえば上咽頭がんは若い世代にも多く、下咽頭がんは一部に鉄欠乏性貧血との関連があり、女性に多いという傾向が見られるようです。

頭頸部がんの症状

がんが発生する部位によって頭頸部がんの症状は変わりますが、共通するのは腫れや痛み、出血などが挙げられます。しかし、初期のうちはがんそのものの症状が乏しく、口内炎やのどのかすれなど見逃されやすい症状なので注意しなければなりません。 頭頸部がんが進行すると、日常生活に支障をきたす多くの症状が出てくると考えられます。

頭頸部がんのステージ(病期)分類

他のがんと同じく、頭頸部がんも一般的にステージ(病期)として進行度を分類します。ステージはがんの広がり方やリンパ節転移の有無、他臓器への転移の有無によって、0期からⅣ期までの5段階に分類。

頭頸部がんは初期のうちは気づきにくく、健康診断などでも注目されないことが多いので、発見されたときにはステージが進行してしまっていることも珍しくありません。

頭頸部がんの病期分類

頭頸部がんの病期はがんの大きさと広がりを示すT因子、リンパ節への転移の程度を示すN因子、離れた臓器への転移の有無を示すM因子の3つの要素を組み合わせて判断します。一般的に0~Ⅱ期が早期がん、Ⅲ~Ⅳ期が進行がんとされます。

頭頸部がんでは部位や種類によって病期の分類が異なりますが、ここでは口腔がん、中・下咽頭がん、喉頭がんの病期について説明します。

0期

がんが粘膜(上皮内)にとどまっている状態です。

Ⅰ期、Ⅱ期

がんが小さく、頸部リンパ節への転移がない状態です。がんの原発巣が極めて小さい場合はⅠ期に分類されます。

Ⅲ期

がんの原発巣が大きい場合、または原発巣が小さくても頸部リンパ節への3cm以下の転移が1つある場合はⅢ期に分類されます。

ⅣA期

がんの原発巣が周囲の組織に広がっている状態です。また、6cm以下の頸部リンパ節転移が1つまたは多発している状態もⅣA期に分類されます。

ⅣB期

がんの原発巣が首の動脈や頭の骨にまで広がっている状態です。また、6cm以上のリンパ節転移や、リンパ節の被膜を超えて周辺組織へのがんの浸潤がみられる状態もⅣB期に分類されます。

ⅣC期

がんが離れた臓器に転移している状態(遠隔転移)です。

頭頸部がんの病期別頻度

頭頸部がんの病期別頻度をみると、Ⅲ~Ⅳ期が全体の60%を占め、局所進行がんが多いことがわかります。これはつまり、頭頸部がんは早期発見が難しいことを表しているといえるでしょう。

一般的な健康診断や人間ドックの項目には、頭頸部がんの検査は入っていないことがほとんどです。これも早期発見を難しくしている原因のひとつで、発見されたときにはかなり進行しているケースが多くあります。初期段階では自覚症状も乏しく、専門医でなければ見逃してしまうかもしれません。ちょっとした症状であっても、軽く考えずに医療機関を受診することが大切です。

頭頸部がんの治療方法

頭頸部がんに対しても、がんの標準治療といわれる手術療法、放射線療法、化学療法(抗がん剤治療)を行ないます。 頭頸部がんの場合は位置的に機能の温存を重要視せざるを得ないので、できる限り根治の可能性が高い治療法を選択。多くの場合、2つ以上の標準治療を組み合わせることになるでしょう。

手術療法

頭頸部がんの手術では機能温存を第一に、がんの状態に応じて手術方法を選択。 喉頭がんを例に挙げると、口から手術ができるかどうか、切除範囲が大きいかどうか、リンパ節転移があるかどうか、などによって手術方法が大きく変わります。喉頭を摘出すると声を失うことになるため、その場合は代用音声として補助器具などが必要です。

舌の切除(舌部分切除・舌半側切除・全摘)

舌がんに発生した腫瘍の大きさや部位によって、「舌部分切除・舌半側切除・全摘」のいずれかが適応されます。早期で腫瘍が小さいケースは「舌部分切除術」が採用されます。この術式の場合は、術後の飲食の機能や発音機能にあまり影響を及ぼさないことが多いです。

悪性腫瘍の部分が大きくなると「舌半側切除術」や「全摘」を行うことになります。その場合は舌の機能を維持するために、患者さん自身の太ももやお腹などから採取した組織を移植する再建手術を併せて行うのが一般的です。

下顎骨の切除

口腔がんの一部において、下顎骨まで腫瘍が浸潤して骨の組織を破壊することがあります。このようなケースは放射線治療や化学治療の効果は期待できないことから、下顎の骨を切除する外科的方法が取られます。

一般的に下顎骨の切除術は、「辺縁切除」か「区域切除」のどちらかの術式が採用されます。辺縁切除とは、下顎骨を削ぎ取る方法です。骨の連続性は保持できます。

区域切除は下顎骨を切り離す方法で、骨の連続性が失われるために、切除部分に骨を移植したりプレートを用いて再建します。いずれの手術も、X線やCT、MRなどの画像から正確な進行状況を把握して治療計画を立てて実施されます。

喉頭の切除(喉頭全摘・喉頭部分切除)

喉頭の切除は、喉頭がんに対して行われる外科療法です。喉頭がん初期の段階で選ばれるのは「喉頭部分切除」です。

しかし進行している喉頭がんにおいては、「喉頭全摘」が選択されることが多いのが現状です。喉頭を摘出したあとは発声機能が失われ、気道(呼吸の通路)と食道(飲食の通路)が分離されることになります。食べ物は咽頭と食道を直接つないで口から食道につながり、空気は新たに形成した「気管孔」から肺へつながります。

下咽頭の切除(下咽頭喉頭頸部食道摘出・下咽頭部分切除)

下咽頭の切除は、下咽頭がんに対して行われる手術です。

悪性腫瘍が下咽頭だけだったり、咽頭へ広がっていても軽度の場合は、咽頭を温存する「下咽頭部分切除術」が採用されます。この術式であれば、術後に声のかすれなどが残っても、日常生活にあまり不自由はありません。

しかし進行がんの場合は、喉頭の全てと下咽頭と頸部食道までの切除する「下咽頭喉頭頸部食道摘出術」が取られます。この術式の場合、先述の「喉頭全摘」と同様に発声機能が失われ、気道(呼吸の通路)と食道(飲食の通路)が分離されることになります。

中咽頭の切除

中咽頭がんに対して行われる手術です。中咽頭の切除術のなかでも頻度が多いのは、扁桃腺を含む側壁です。この部分の切除は比較的ダメージが少なく、術後の機能の障害もあまりありません。

広範囲の悪性腫瘍による切除術は、誤嚥や鼻への逆流など摂取障害が起こりやすい問題がありますが、組織移植による再建術を行うことで、逆流などの問題を軽減できます。

上顎全摘

上顎洞がんの治療に用いられる外科手術です。悪性腫瘍がまだ小さければ、口内からの切開ですみ術後の機能障害もあまりありません。しかし悪性腫瘍が大きい場合は、鼻の外縁や目の下に沿って切開をし、上顎全摘出をすることになります。

上顎の摘出は、食事や会話などの機能、容姿に大きな変化を生じさせるため、欠損部分に応じて腹部や肩などから組織移植や顔面補綴物を作成して形態保存を図ります。治療においては、機能面と整容面に留意する必要がある治療です。

甲状腺

甲状腺がんの進行状態に応じて甲状腺切除と、リンパ節郭清(転移の危険性のあるリンパ節も一緒に取ってしまうこと)を行います。悪性腫瘍が片側にあり、小さい場合は片側だけの甲状腺切除という選択もあります。一方で、進行がんは反回神経や気管の合併切除になるケースも。

切除する範囲によっては、身体的ダメージが少なく傷跡が目立ちにくい内視鏡手術も可能です。術後は「声が出にくい」などの後遺症があるほか、終生甲状腺ホルモンの服用が必要となります。

耳下腺浅葉切除

唾液腺がんのなかでも頻度が高いのが、両耳の前下あたりにある耳下腺(じかせん)に発生する「耳下腺がん」です。耳下腺がんは、顔面神経より浅い部分(浅葉)に存在することが多く、そのがんを摘出する手術を「耳下腺浅葉切除術」といいます。

手術では、可能な限り顔面神経を保存しながら耳下腺浅葉とがんを摘出する方法を取りますが、がんが神経細胞に食い込んでいる場合や、大きさによっては顔面神経ごと摘出することもあります。その場合は、他の神経を利用して顔面神経を再建することが多いようです。

手術療法後のリスクや副作用

頭頸部がんは首から上の部位に発生するがんです。そのため手術でがんを摘出できたとしても、傷跡や顔面の変形を衣服で隠すことが難しかったり、飲食や会話などの機能面で障害をもたらすことは避けられません。

近年は再建する技術の発達が目まぐるしいですが、それでも手術の後遺症をリハビリテーションで緩和する努力をすることになるでしょう。

また、がんの状態によっては術後も化学療法や放射線療法を併用したり、定期的に来院してがんの様子を見る必要があります。

※参照元:日本頭頸部癌学会「頭頸部がんの切除手術」

放射線療法

頭頸部がんの放射線療法は格段に技術が進歩しており、治療効果の高さに加えて機能が温存されることから、放射線単独あるいは化学療法との併用でも広く実施されている治療方法です。 また、手術後の再発予防として補助的に実施される場合もあり、進行がんの痛みを緩和するための治療としても放射線療法が活用されます。

放射線療法後のリスクや副作用

放射線療法の副作用は、治療範囲や患者さんの体の状態によって異なります。代表的なのは、皮膚炎や粘膜炎です。

粘膜・皮膚の炎症

放射線の治療を始めて2~3週間すると、照射部位の皮膚に炎症やただれ、かゆみが生じたり、喉の粘膜が炎症を起こして飲食しにくかったりすることがあります。この炎症反応は、化学療法を併用している際に起こることが多いようです。

通常は放射線治療後、徐々に症状がやわらいで1カ月ほどで治りますが、色素沈着が残る場合があります。副作用がある期間は、症状に応じて塗り薬や痛み止め、かゆみ止めなどが処方されます。

唾液分泌障害

唾液腺がんの治療などで、唾液腺に放射能があたると、唾液の分泌が悪くなることがあります。治療終了後半年から1年くらいで改善しますが、なかには治療前の状態まで戻らない人もいるようです。

※参照元:日本頭頸部癌学会「放射線治療」

薬物療法

薬物療法後のリスクや副作用

薬物療法の副作用は、投与される薬物によって異なります。一般的には嘔吐や食欲不振、下痢などの消化器系や発疹やかゆみ、脱毛、爪の異常などの皮膚系、倦怠感などがあります。強い薬になると、腎機能や循環器に障害をもたらすこともあります。

※参照元:日本頭頸部学会「化学療法(抗がん剤治療)」

化学療法(抗がん剤治療)

頭頸部がんに対する化学療法は手術療法や放射線療法と併用されるほか、先に化学療法でがんを縮小させてから手術療法や放射線療法を行なうケースもあります。もちろん手術の再発防止や、再発・転移してしまった場合の治療としても実施可能です。

頭頸部がんに対する遺伝子治療

頭頸部がんに対しても遺伝子治療は効果を期待できます。しかも遺伝子治療は抗がん剤と違って身体に大きな負担を強いるような副作用がないので、進行して体力が低下してしまった場合でも治療が可能。また、標準治療と併用することで相乗効果を期待できるのも遺伝子治療のメリットです。

遺伝子治療のよるリスクや副作用

投与後に頭痛や微熱、発疹などが見られることもあります。また免疫反応によるアレルギーを起こす人もいるようです。人間にもともと備わっているがん抑制遺伝子を投与するので重症化することはほとんどありませんが、通常はアレルギーテストを事前に行い、安全を確認した後に治療を開始します。

※参照元:cityva「Gendicine 初めて承認された遺伝子治療用製剤」

※参照元:さくらクリニック「がん遺伝子治療の副作用」

頭頸部がんの転移・再発

がん細胞が血液やリンパ液の流れに乗って他の臓器に移動し、そこで増殖して大きくなることを転移といいます。また、治療でがんが目に見えなくなっても再び出現するのが再発です。 頭頸部がんも転移・再発の仕組みは他のがんと同じですが、早期がんであっても10~20%に再発がみられると考えられています。進行がんであればさらにハイリスク。がんが治療で完全に消失したように見えても20~40%に再発が起こります。

遺伝子治療を行う
クリニック一覧を見る